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2023年11月27日

【コラム】スパイスを保存する際に気を付けるポイントとは?おすすめの保存容器も紹介!

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スパイスは正しい方法で保存しないと風味が飛んでしまうため、注意が必要です。正しく保存するためには、いくつかのポイントがあります。今回は、スパイスを保存する際のポイントについて紹介します。

 

 

■スパイスを保存する際に気を付けるべきポイント

 

スパイスは辛み成分のある植物を乾燥して作られる食材のため、他の乾物と同じように保存方法に注意する必要があります。正しい方法で保存すれば、スパイス特有の香りや風味が長く楽しめるでしょう。

まずは、スパイスを保存する際に気を付けるべきポイントについて解説します。

 

・直射日光を避ける

スパイスは直射日光に弱く、紫外線が当たり続けると酸化して、香りや味が損なわれてしまいます。変色の原因にもなるため、日が当たりやすい場所や窓辺には置かないようにしましょう。

 

・熱を避ける

スパイスをコンロなどの高温になる場所に置いている場合も、注意が必要です。コンロの近くは手を伸ばしやすく、置き場として便利ですが、調理の熱によりスパイスの風味や品質そのものを劣化させる可能性があります。どうしても置きたい場合はすぐに使うものだけにし、使い終わった後は適宜別の場所で保管するようにしましょう。

 

・湿気を避ける

乾物であるスパイスにとって、湿気は一番の大敵です。湿気を含んだ場合は一気に劣化が進み、変色やカビの原因につながります。特に、シンク下やオーブン・炊飯器付近は高温多湿になりやすいため、保管は避けましょう。

また、調理中にスパイスを保存容器から直接鍋やフライパンの上へ振りかけるのも厳禁です。上がってきた湯気や蒸気が容器に入り込むと、中身のスパイスが湿気ってしまいます。調理の際は、器や手に取り出してから使いましょう。

 

・冷蔵庫での保存は避ける

直射日光や熱を避けるためとはいえ、冷蔵庫に保存するのもおすすめできません。一見保存場所によさそうですが、調理の際に取り出したり何度も開閉したりすることで、冷蔵庫と室内で温度差が生じ、容器内に結露ができてしまいます。結露が付くとスパイスが湿気り、カビを発生させる可能性があるため、必ず温度変化の少ない場所に保管しましょう。

 

・半年を目安に消費する

スパイスの種類や形状にもよりますが、開封した後は半年を目安に使い切りましょう。スパイスは開封することによって空気に触れるため、時間が経つにつれて香りや風味が落ちていきます。特に、粉状のものは空気に触れる面積が広く、劣化するのが早いため、注意が必要です。

 

 

■スパイスの保存方法

 

・密閉した容器に入れる

スパイスを湿気や温度変化から守るためにも、密閉ができる蓋付きの容器で保存しましょう。密閉することで、スパイスの香味成分が揮発するのを防止できます。密封できる保存袋を使う場合は、しっかりと空気を抜いて保存してください。また、スパイスと一緒に珪藻土(けいそうど)のスプーンや乾燥剤を入れるのも、湿気対策として有効です。

 

・冷暗所で保存する

使用頻度の高いスパイスは、直射日光を避けるため、戸棚などの冷暗所で保存することがポイントです。冷暗所とは、一般的に1~15°Cの温度で一定に保たれている場所を指します。床下収納に保管する場合は、湿気がこもりやすいため、除湿剤を入れるなどの工夫をしましょう。

 

・長く保存したい場合は冷凍庫がおすすめ

しばらく使わないスパイスや使い切れないスパイスは、冷凍庫に保存するのがおすすめです。冷凍庫は冷蔵庫に比べて温度が安定していて、直射日光も当たらないため、スパイスの香りや風味を保ったまま長期間保存できます。容器の中身を消費した後に、冷凍保存したスパイスを補充すれば、いつでも新鮮なスパイスの香りが楽しめるでしょう。解凍の必要がなく、そのまま料理に使えるのもメリットです。

冷凍庫で保管する際は、スパイスの風味が落ちたり霜が付いたりするのを防ぐため、必ず中の空気を抜いて密封することが大切です。また、冷凍したスパイスを出し入れすると、室内との温度差により、結露が生じてしまいます。密封できる保存袋で小分けにし、使う分だけ取り出せるようにしましょう。

 

 

■スパイスを保存する容器の選び方

 

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スパイスの保存容器には、調味料入れやスパイスボトルが使われています。ここからは、スパイスを保存する容器の選び方を解説するため、ぜひ参考にしてください。

 

・密封率の高いものを選ぶ

スパイスなどの湿気に弱い調味料を保存する際は、密閉率の高いものを選びましょう。蓋がしっかりと閉まる密閉性の高い容器なら、スパイスを湿気や熱から守り、風味が飛ぶのを防げます。

 

・目的や用途に合わせたサイズのものを選ぶ

スパイスの保存容器は、目的や用途に合ったサイズを選びましょう。1度の消費量が多いスパイスは大きめの容器に入れ、少量ずつ使うスパイスは小さめの容器に入れると便利です。食事中も振りかけて使うコショウなどは、テーブルにも合うデザイン・サイズの容器を選ぶとよいでしょう。

 

・お手入れのしやすさで選ぶ

お手入れがしやすいかどうかも、スパイスの保存容器を選ぶうえで大切なポイントです。広口で、蓋の着脱が可能なタイプであれば、洗いやすく清潔な状態を保てます。また、食洗機対応の可否も確認しておきましょう。

 

・透明なガラス製のものがおすすめ

調味料入れは陶器やプラスチックなど、さまざまな素材のものがありますが、スパイスの保存にはガラス製の容器がおすすめです。ガラス容器であれば、一目で残量を把握できるため、補充するタイミングがすぐわかります。また、酸・塩に対しての耐性が高く、においや色が他の食品に移る心配もありません。どのスパイスにも使いやすく、同じ容器に入れて並べれば見た目もすっきりします。

 

 

■斎藤容器おすすめのスパイスの保存容器

 

スパイスを保存するなら、斎藤容器のガラス容器がおすすめです。斎藤容器では、さまざまなタイプやサイズのガラス容器を製造・販売しています。ここでは、特におすすめする3つのガラス容器を紹介するので、容器選びの参考にしてください。

 

・MSスパイス70

MSスパイス70は、シンプルな見た目が特徴のガラス容器です。どこに置いても馴染みやすいデザインのため、厨房や卓上でも使えます。普段使うスパイスの保存に最適です。

 

容量(ml)/OF 71
重量(g) 89
幅・直径(mm) 38.9
高さ(mm) 99.1
キャップ 32シルバー
入数 120
材質/色 ガラス/トーメイ

 

・MSスパイス35

MSスパイス35は、少量サイズのガラス容器です。ワンタッチで開け閉めが可能なヒンジキャップを使用しているため、調理中もすぐに使えます。見た目がクリアで、清潔感があるのも魅力です。

 

容量(ml)/OF 35
重量(g) 75
幅・直径(mm) 38
高さ(mm) 86.2
キャップ Sスパイスヒンジ
入数 160
材質/色 ガラス/トーメイ

 

・タレ130/フリカケヒンジ

タレ130/フリカケヒンジは、大きめのガラス容器のため、使用量が多いスパイスの保存に向いています。キャップは、開け閉めに便利なヒンジキャップです。ぜひ、厨房に置くスパイスの保存容器としてお使いください。

 

容量(ml)/OF 120
重量(g) 128
幅・直径(mm) 49.2
高さ(mm) 108
キャップ フリカケヒンジ(41ネジ)
入数 90
材質/色 ガラス/トーメイ

※商品のスペックの寸法・入数は本体の値でキャップは含みません。

※商品スペックはコラム掲載時の値です。商品の規格・仕様は予告なく変更されることがあります。

※OF(オーバーフロー):容器の口元まで水を入れた満容量のことです。

 

 

■まとめ

スパイスは、保存する場所と方法に注意すれば、香りや風味を長く楽しめます。この記事で紹介した内容を参考に、スパイスの保存方法を見直してみてはいかがでしょうか。

 

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